半農半デとは

半農半デとは 半分農業、半分デザインの生活です。
農業は葡萄の栽培。
トドはグラフィックデザイン全般。
アシカはイラストやカリグラフィー。
自宅に畑も仕事場もあるので、一日のうちで農業と デザインを行ったり来たりする日もあれば、農繁期には農業一筋な日々だったり、そうでない時期は デザインのお仕事をコツコツだったり、いろいろです。

おもにカラダを動かす農業と、手先を使うデザインと。
デザインでくぅーっと煮詰まったときに、外に出て 自然と向き合いながら淡々と農作業をしていると すっとほぐれたり、ぱっと思い浮かんだり。
二つはとても大切な関係です。

自然はいつも自然体。
こうしてやろうとかいう作為がありません。
葡萄も他の草花もちゃんと時期には花を咲かせ、 実をむすぶ。みみずもカエルも鳥も一緒に生きています。 そんなふつうのことを知ることができるのって 私たちにとっては貴重なことです。

トドの家と畑は、岡山県高梁市にあります。
築150年以上のトドの生家をを一部改装して暮らしています。
JR備中高梁駅から車で10分ほど。高梁川とその支流の成羽川が 合流していることから名づけられた落合町という町です。
自宅まわりは宅地化が進んでいるので、町中でひっそりと葡萄を 育てています。よく「こんなところに葡萄畑があったのか」と 驚かれます。
畑の広さは自宅まわりに15aほどと、車で20分ほど山を上がった標高450mほどの里に2ヶ所畑をお借りしていいます。
全て露地栽培です。（ハウス栽培はしていません。）
出荷している品種は10種ほど。
実験的に育てているものも含めると20種以上の葡萄があります。
ほかにもスモモやプルーンなどの栽培にとり組んでいます。